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付帯設備

各種付帯設備には、溶湯温度の低下を最小限にするための取鍋蓋開閉装置、FCD処理・材質切替前に必要な排湯装置、試験片採取機能、注湯中の温度測定機能などがあります。

 

取鍋蓋開閉装置

 

●取鍋蓋開閉装置

受湯してから注湯完了するまで、取鍋内の溶湯温度の低下を少なくするためには、取鍋との隙間が少ない構造の取鍋蓋を、こまめにすることが大切です。
取鍋容量が1000kgを超えるような場合の取鍋蓋は、重たくて手作業で扱うことは難しくなります。このため取鍋蓋自動開閉装置が必要となります。

 

排湯装置

 

●排湯装置

注湯取鍋でFCD処理する場合は受湯する前に取鍋内の残湯を排湯する必要があります。
また、FCの場合でも材質が変わる時は、取鍋内の残湯を排湯する必要があります。
この排湯作業を迅速に行うためのものが自動排湯装置です。

 

試験片採取機能

 

●試験片採取機能

試験片採取機能は、設定したタイミングに、テストピース容器に自動的に位置決め、注湯します。
注湯量が少ないため、湯切りは、作業者の補助が必要です。

 

溶湯温度計測機能

 

●溶湯温度計測機能

溶湯温度計測は、溶湯の低下した温度を監視するもので、非接触温度センサを使用します。